全仏オープンテニス棄権に思うこと

photo by Yuji

 

 

もうじきオリンピック🎾🏉⚽

 

あなたは今回のオリンピック、どんな思いで見守りますか?

そして、テニスは全仏オープン中🎾

パリは外出禁止だそうですね。

 

 

こんにちは

東京小金井のピラティストレーナー箕田泉です。

以前はテニスコーチをしたり、全国大会や全日本ベテランテニスを目標に試合に出ていましたが、膝の手術・リハビリの失敗から断念😿歩くのも大変な日々から脱出させてくれた理学療法士・中村尚人氏のピラティス・ウォーキングメソッドを皆さんにお届けしています💪

長年使ってきた私たちアラフィフ世代のカラダ。痛みや不調を出さずに、快適にかる~く動けるようにサポートさせて頂いています💛

 

かなり話題になっていますが、大阪なおみ選手が敗戦後の記者会見を拒否したことで、罰金・出場停止などの制裁が検討されたり、選手の間でもさまざまな意見が飛び交いました。結局大阪選手は棄権しましたね。。

 

私などが発言する必要もないことではありますが、今日は私の周りのいくつかのできごとにもつながることがあったので、書いてみたくなりました。

 

◆今回の全仏テニスの棄権、どう思う?

◆アスリートファーストはいいけれど・・

◆まとめ

 

今回の全仏テニスの棄権、どう思う?

 

私は本人が棄権によってランキングを落としても構わない、引退も辞さないくらいの覚悟があるならば、いいのかな、とも思いました。

そこまでして、自分の体を守ることと、これからのスポーツ界を変えたいなら。

 

それほど大阪選手のファンでないからかもしれません。

心理学などの裏付けをもって発言してみたら、すごく大事な視点だと思ったんです。

 

メディアの思いやりのない、行き過ぎた取材はもちろん、成績重視で選手を追い詰めてしまう周りの環境も、変わる必要があるかもしれないですもんね。

 

ナダル選手がおじさんであるコーチから幼いころから言われてきたという言葉の

所詮ゲームだ🎾」

これ、ナダルのタフさ・紳士的態度に役立っていると思うんです。

 

 

最近、国民的女優さんが適応障害で休養に入りましたよね。

本人が気づかないコンデションを周りが気づいて、スケジュールなどコントレールできないのだろうか、と思いました。

 

身近なところでも、

従業員にとにかくいろいろなことをさせる会社・・ありますよね。

 

たくさんの資格を取らせてあげ、いろいろなレッスンをバンバン入れる。

本人はやりがいがあるからと仕事を請けまくり・・入院してしまった、ということを最近も聞きました。

 

人の身体も心も資源で、限りがあることを忘れないでいたいですね。

 

これからの時代、たとえトップ選手でも、仕事(スポーツ)だけでなく、自分の健康や視野の広さなんかを大事にする人が増えてもいいと思ってます。

 

 

 

 

 

アスリートファーストは大事だけれど・・・

 

ここまでは選手の心身を大事に、という意味で、覚悟があるなら、大阪選手の行動をいいんじゃないかな、と書いてきました。

 

でも、もう1つ、理由があります。

勝利至上主義のなかでうまく育つことだけをいいとすると、やはり驕った人間が育つんじゃないのかな、と思うからです。

 

以前、私が出ていた試合会場で、有名な16歳くらいのジュニア選手がどこかでウォーミングアップでもしていたのか、時間に本部に現れず、大会関係者が探しまくり、10分以上経ってから見つかる、ということがありました🎾

 

対戦相手はそのジュニアの知り合いコーチだったらしく、笑いながら許し、試合に入っていました。

大会関係者も「○○く~んダメじゃないの~」と甘ったるい声でいうだけ。

真面目に集まっていた私たちと話す時とは全く違う態度でした。

 

こんなことが、他の競技でもあるはず。

 

今回オリンピック代表入りを決めた水泳の選手が、仲のいい選手からのお祝いに対し何と答えたかときかれ、

「ご飯を食べに行きましょう」

と話していました。緊急事態宣言の今、私たちとはやはり違う生活を送っていると感じました。

 

私たちのワクチンが進まず、仕事もいまだ再開されない、なくした、という人が多い中、オリンピック選手村ではお酒の提供もあるそう。

 

やっぱり特別意識が育ってしまうと感じています。

 

ナダルの「所詮ゲーム」という言葉、ここでも大事にしたいですね。。

 

 

 

まとめ

 

アスリートは、本当に大変な努力をしています。

でも、得てして勝利至上主義に傾きがち。

自分にとって・社会にとってスポーツがなんのためにあるのか、ということを時々両方からゆっくり見つめたり、周りと話し合ったりしたら、余裕ができて、パフォーマンスが上がる人もいるのではないでしょうか。

そして、いろんなスタンスのアスリートを認められるスポーツ界だといいな💖と願います。