こんにちは★
アラフィフ世代のスポーツを楽しめる体づくりサポート・ピラティストレーナー箕田泉です。
以前はテニスコーチをしたり、全国大会や全日本ベテランテニスを目標に試合に出ていましたが、膝の手術・リハビリの失敗から断念😿歩くのも大変な日々から脱出させてくれた理学療法士・中村尚人氏のピラティス・ウォーキングメソッドを皆さんにお届けしています💪
長年使ってきた私たちアラフィフ世代のカラダ。痛みや不調を出さずに、快適にかる~く動けるようにサポートさせて頂いています💛
さて、
膝や腰の痛みが長期化して、整形外科や鍼、マッサージに行ってもその時だけ良い感じで、すぐにまた調子が悪くなる…そんなこと、ありませんか?
また、スポーツを休みなさい、と言われてお休みしても一向に良くならない、という状態ではありませんか?あちこちの治療院を回って、時に痛い治療を受けて、でもまた悪くなる…なんてなるとどうしたらいいかわからず、途方に暮れますよね。
実は私もそうだったんです。テニスを休んだほうが、むしろ体が固まる感じでした。
そこで振り返ってみてください。。。
歩き方を修正してもらいましたか?
ぜひ、そこを見直してくださいね。
今日は
☑膝・腰の痛みが長期化している
☑整形外科では異常なし・または歳だね~と言われる
☑マッサージや鍼に行くと、その場は良くなる気がするが、すぐに元通り。頻度も増えてしまった
☑歩くと痛くなる
という方におススメです。
こんな内容です。
アラフィフ世代の膝・腰の痛みで歩き方を見直すのが大切な理由
腰痛の改善には姿勢を良くする、とよく言いますね。
もちろん私もそういってます。これは基本👆
でも、実際私たちは動いて生活してますよね。
一日少ない方でも2,000~3,000歩、一般的には6,000~8,000、多いと10,000歩以上の方もいらっしゃいますね。(痛みがあると歩数は減りますね…)
この他、家の中での作業中でなど、歩数計に表れない歩行もあります。
この時に傾きがあると、体の一部に負担が集中して、痛みが出てしまうんです。
でも、歩き方ってなかなか意識していないですよね。
よくあるのは、
・肩が左右に下がる傾き歩き。
・骨盤ごと脚を前に出す、ゴリラ系歩き(以前の私がこのタイプでした💦)
・腰の一カ所だけ動かす、腰振り歩き
マッサージに行って、痛みの原因となっている筋肉をほぐしてもまた傾いて歩けば、同じところに負担が集中して、筋肉が固くなって痛みが出る…という繰り返しになっているんですね。
さらに怖いことに、慢性化すれば、関節が潰れて、骨の変形につながることも多いんです🤕
そして皆さんを見ていると、変形が一気に進むのが60歳くらい。この頃辛そうに歩く方が増えるんです。
私はもともとの関節の緩さとスポーツの酷使で40歳で一気に進み、手術になったんですね💦そのころの私は、右半身全体が縮む感覚も出て、膝の痛みや腫れだけでなくぎっくり腰を繰り返したり、ひどい肩こりもありました。
だから、今のうち、少し痛みがあるかな、くらいで歩き方を知って正しい歩行を身につけるといいんですね。
特に痛みが長引いているということは、筋肉の固さや体の傾き・歪みが年齢とともに強くなっている証拠。とにかく早く体の負担を減らす歩き方をする必要があります。
アラフィフ世代の膝痛・腰痛対策!体に負担の最も少ない歩き方のコツ
では、膝痛・腰痛を起こしにくくする歩き方って、どんなものでしょうか?
ポイントは
①重力に抵抗して上に伸びた、いい姿勢をとること。
②体幹からの振り子運動が推進力になる
いい姿勢をとることで、
①働くべき筋肉にスイッチが入るので全身の運動連鎖ができてきます。これが、次の「体幹の捻りが前に進む力」という体幹から全身への力の伝達を生む。
②重力に抵抗するということは、潰れないということ。一部の関節に負担が集中しなくなる。
①重力に抵抗して上に伸びたいい姿勢がスタート
①足の指をいったん反らせ、鼠径部を少し引く。
②遠くを見るように首を伸ばしたら、頭頂部を押して、それに逆らうように上に伸びる。
③手と足指を下ろす。
意外~!と感じる人も多いのですが、本当の良い姿勢では、股関節は少し後ろに引き込まれています。
はじめから股関節(鼠径部)を前に突き出す方も多いのですが、それは「既に後ろに蹴っている脚」の状態で、それ以上後ろに脚をもっていこうとすると、腰を反らせて行うことになって、腰痛の原因になるんです。
これが続くと、腰椎の一か所がゆるくなって、すべり症・ヘルニアなど、不安定な腰になってしまいます。
繰り返しますが、一日何千歩も歩くんです。たった一日で、何千回も繰り返していることになります😲
②体幹からの振り子運動が前へ進む力を生む
動きは体幹(胸椎あたり)から生まれるといわれます。
試しにブンブンと腕を思い切り振ってみましょう。何回か行うと、お腹と胸の境目あたりから力を入れていたことに気づくと思います。(これをやった後、大根おろしが速く、力強くなる気がする(笑))
腕を振り回し、体に巻きつけるラジオ体操にもあった運動。肩、腰に無理のない範囲で、できれば思いっきり振ってみます。
腕を各前後に、歩行のパターンで振るのを、だんだん大きく、上まで。できる方は上で手を叩いてみます。
肩から上に肘が来るときは胸・顔も上を向いて。
この、振り子運動「ペンドラム体操」は体の連動を作り、歩行の準備運動としてもとてもいいですし、スポーツのウォーミングアップにもおススメです。
体幹からの動きの連鎖、感じて頂けましたか?
前方向への体の捻りができると、腕の重みで上半身が前に行くので、転ばないよう、前の腕の反対側の脚が出ます。ひとたびその捻りができると、腕は振り子で繰り返し前に出ていき、脚が転ばないように出る、という流れが繰り返されていくんです。自然に勝手に続くから、疲れにくい、というメリットもあります🎵
また上に伸びて、均等に捻ると、ブレたり傾くこともなくなり、体の潰れ、一か所への負担がなくなります。
だから、膝痛・腰痛を出さないために、このポイントを押さえた歩行が必要なんですね。
この歩行は『エボリューションウォーキング®』といいます。
ヒトの進化の過程を紐解き、体の各部分が何のためにどのように動くのが自然かを理論立てています。
歩き方を見直すと、膝痛・腰痛だけでなく、あちこちの違和感がなくなったり、動くことが楽になって、いろいろなことにまたチャレンジできるようになった🎵…とお声を頂いています。
そして、整骨院に行かなくては体が保てず、それが毎日の中心になってしまっている方、もっと何か楽しいこと、充実できることに時間を使っていけますよ!移動の時間に、歩行で体を整えましょう!
狭いところで動画をとっているので、少し小股ですが、イメージはこちらで。
私も含め、長年中心軸がズレて、変形があったりする方、根強い腰振り歩きクセのあるに、骨盤の動きの正しい方向修正におススメ、ちょこっとエクササイズ動画はこちらです。
まとめ
いかがでしたか?
🌟膝痛・腰痛のある方は、マッサージや鍼だけでなく、毎日何千歩も行っている歩行を見直しましょう
🌟歩行での傾きや重心のズレが衝撃の一か所への集中になり、痛みにつながる。
🌟運動連鎖がないと一部の関節だけで動き、その関節がゆるんで不安定になり、ぎっくり腰などをおこしたりする。
こんなことから、歩行をぜひ、マスターしてくださいね!
痛みのない、アクティブに動ける体になりますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。