こんにちは★
東京小金井のピラティストレーナー箕田泉です。
以前はテニスコーチをしたり、全国大会や全日本ベテランテニスを目標に試合に出ていましたが、膝の手術・リハビリの失敗から断念😿歩くのも大変な日々から脱出させてくれた理学療法士・中村尚人氏のピラティス・ウォーキングメソッドを皆さんにお届けしています💪
長年使ってきた私たちアラフィフ世代のカラダ。痛みや不調を出さずに、快適にかる~く動けるようにサポートさせて頂いています💛
ピラティスに興味はあるけれど、結局何にいいのかしら?という方も多いようですね!
先日もテニスクラブの方に聞かれました。そしてその後こんな会話にもよくなりますね。
体幹トレーニングだよね~
腰痛にいいんでしょ?
姿勢が良くなるんだよね♪
体幹を鍛えるから、スポーツパフォーマンスが上がると聞いた~↑
スタイル良くなるのよね?
ダイエット?
そんな理由でレッスンをお申し込みになる方もいらっしゃいます。
(私のレッスンには、スタイルを良くしたい、ダイエットしたいというのが主な目的、という方はほとんどいらっしゃらないです(笑)・・ピラティスの範囲ではやりますよ~)
ということで、こんな内容でお伝えします。
◆改めてピラティスって何?
◆ピラティスでできること4選
◆まとめ
改めてピラティスって何?
ピラティスは、動き方の学習と言われます。ピラティス氏は「コントロロジー」という表現をしていましたが、動き方を知り、自分の身体をコントロールできるようにしていくトレーニングです。
もう少し細かく言えば、
気づきと運動学習によって、体のコントロール能力を高めるトレーニング
ということになります。
ピラティスでできること4選
ピラティスでは、主に次のようなことを目指してレッスンで行います。
①動き方を学ぶ~
パフォーマンスアップ・故障、不調予防・痛み・不調改善
ヒトの体に合わない、間違った体の使い方をしているために、いつまでも苦手な動作があったり、スポーツならばその練習を続けて故障に繋がることも多いです。正しい体の使い方をすることで、関節の位置(アライメント)が整うこともあり、不調の改善も期待できます。
例えばこのブログでも書きましたが、振り向き方のコツや、手の挙げ方のコツ、これらを知らないことで首や肩を傷めることがとても多いのです。
ピラティスで大切にする「関節の分離運動」、動くべき所と安定させるべき所を確認します。どちらかの骨盤が動いたりして、それぞれのクセがあり、案外難しい。私たちトレーナーからすると、この時のクセからも腰痛や膝痛の原因が分かったりして、さらにお客様のお体を細かく拝見できます。
「体の正しい捻り方」という一見簡単なことも、肩甲骨や骨盤を安定させて動かすという所から改めて習ってみると、左右差や重心移動がスムーズにいかない場所があったりします。痛みや不調の原因がそこにある、というケースも多いです。
不調の原因となっていた左右差に気づく。全身の繋がりを知り、連動できるようにします。このエクササイズは私自身の復活メニューの1つでもあります。
テニスでは何気なく行っている横への移動🎾サイドランジも理屈を知ってみることが時に必要です。
「安定関節である体幹から動き、不安定関節である股関節が動きに対応する形で受け止める」
正しく自然な動き方を知って練習したら痛みが改善したり、動きやすくなります。
ピラティスパーソナルでの姿勢・歩行アセスメントからは、痛みや不調の原因となる動き方のクセを探り、そこを改めていくことで、不調や痛みの解消を目指します。
②ブレないように中心の感覚を養う~
疲れにくいカラダ・故障予防・パフォーマンスアップ・痛み・不調の改善
ピラティスではよく「真ん中を探して」「串刺しになった気持ちで」なんて言われます。「正中化」といって、ブレのない真ん中の状態の感覚を養います。
真ん中でブレずに動けると、余分な力が要らなくなります。疲れやすさを抱える方は他の要因もの改善も一緒に働いて、疲れにくくなるケースが多いので、気づきにくい部分ではありますが、効果の1つです。
ただ、これはあくまでも①の伸びが前提となります。でないと、中心って分からないですね。
様々なエクササイズでフォームローラーを使うことで、安定性を養うことができます。また、寝て行うエクササイズでは、立った時の重心のズレの大きな原因となる、背骨の歪みに気づくことができます。
ファンクショナルローラーピラティス®では、フォームローラーを固定する「グリッポンベース」を使うことで、フォームローラー上に立つことができ、よりバランス感覚が研ぎ澄まされます。
③重力に抵抗して軸を伸ばす~
スッキリ伸びてしなやかな強さのカラダ・故障予防・パフォーマンスアップ・
とにかくピラティスは「軸の伸長」を大切にします。エクササイズでも、普段の生活でも潰れないように重力に負けずに伸びることを大切にします。結果、多くの方が意識せずに使えていない「抗重力筋」が働いて、スッキリとしたスタイルになってきます。また、抗重力筋を使うということは、ただ柔らかいだけでなく、しなやかな強さが養われます。そして、「潰れないようにする」ということは、一部の関節への負担を減らすことにもなりますよね。
④呼吸や動きに集中する・姿勢の改善~
ポジティブマインド
元気のない時には自然に丸くなりますよね?逆に元気がある時にうつむくことも少ないと思います。
姿勢をピン!として、集中しているうちに、気持ちも変わっていきます。
また、不調の出にくい体だということで、何かに取り組むにも自信が出ます。
よく知られていることですが、呼吸に気をつけることで自律神経もコントロールできることもあります。ピラティスでは胸式呼吸の交感神経優位となるイメージですが、レッスンの合間にゆったりとすることでメリハリをつけたり、時に腹式呼吸を入れたりして、普段からの呼吸への意識も高めます。
まとめ
今日お伝えしたことは一部ではありますが、ピラティスでできること4つでした。
❶動き方を学ぶことから、痛みや不調の予防や改善の期待
❷ブレない中心感覚を養うことから、パフォーマンスアップ・痛みや不調予防や疲れやすさ改善の期待
❸重力に対して軸を伸ばすことから、すっきりしなやかな強さをもつカラダ
❹呼吸調整からポジティブマインド
ぜひレッスンで体験してみてくださいね!
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